緊張と向き合ったお話 その3

↓先に読んでね

『緊張と向き合ったお話』

『緊張と向き合ったお話 その2』

 

さてさて続き。

 

20代の頃の私のお話です。

 

『もしも私がすでに矢沢永吉さんみたいなプロだったら本気でリハーサルをしてもいい』

 

↑自分がそんなふうに考えていることに気がついた。

 

と、同時に『じゃあ矢沢永吉さんはまだ素人の時は本気のリハーサルをしてなっかったのか???』という疑問も浮かんだ。

 

いや、多分、デビュー前から本気だったんじゃないかな???

 

あれーーーーー?????

 

 

そう、今、プロで活躍されてる方はきっと昔からリハーサルも本気だったはずなんですよね。

プロになったから本気になったんじゃなくて、まだ素人のうちから本気のリハーサルをするような精神状態でいたからプロになったんですね、きっと。

この時に初めてこのことに気がついたんです。

 

そして当時の私はと言うと・・・。

 

『まだプロでもないのにプロみたいに本気でやったらバカみたいって思われるんじゃないか』

って思ってた。

 

はい、この発想↑

この発想こそが当時の私がプロになれていなかった原因です。

 

 

うぉーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっっ!!!!!

 

 

私、自分のこと『素人』って思ってるんだ!(いや、実際当時はまだプロじゃなかったんだけど)

で『プロ』になったら初めて『プロ』みたいに行動していいって思ってた!!!

 

違った。

 

『プロ』になってから自分のこと『プロ』って思うんじゃなくて、自分のこと『プロ』って思って行動するから『プロ』になるんじゃん!!!

 

自分が先!状況は後からついてくるんだ!!!!!

 

 

またまた目からウロコ。

 

でもその当時、自分はまだプロとして活動できていたわけではなかったので、もちろん自分が『プロ』みたいに行動することで最初に自分が思ったみたいに『その気になっちゃってバカじゃないの?』って思う人もいるかもしれない。

でも、その人たちにバカにされないように行動してずっと素人なのと、その人たちにバカにされてもプロとして行動して結果プロになるとしたら、どっちがいい???

 

答えはすぐ出ました。

 

バカにされても『プロ』として行動して、結果、プロになる!!!

 

 

この時に私は自分の中の、この「自分はまだ『素人』だから。まだ『プロ』じゃないし。だからプロみたいなつもりでやったら恥ずかしい」という気持ちに『素人根性』という名前をつけました。

 

この『素人根性』を捨てる!!!

 

 

ここから私の意識は大きく変わりました。

 

 

で、この意識が変わったことでステージで存分に自分を発揮できるようになっていったんですね。

そりゃね、もちろん失敗したことやそれでも緊張したこともたくさんあるけれど、それ以前とは全く結果の出方が異なってきました。

 

 

まぁ、これ以降も色々な壁にはぶち当たるんですけどね^^;

でも、この時の意識改革がなければ確実に今の自分はいなかったなぁ〜。

 

 

 

・・・って、

今更ながらなんかここまで書いてみてめちゃくちゃ恥ずかしくなってきたーーーーーーーっっっ!!!^^;

自分で書いたくせに恥ずかしい。

なんだそりゃ。

でも書き出しちゃったからな。まぁしょうがない^^;

 

この文章がいつか誰かの一歩を踏み出す勇気になりますように。

(せめてそういうことにさせて^^;)

 

 

 

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