本日2記事め^^
お向かいのお家の梅の花が満開です^^
今朝もメジロが2羽やってきて、あちらこちらと忙しく花の蜜を吸って?回っていました。
いつもはメジロなんて見かけないのに、こうやって梅の花が咲くと必ず毎年メジロがやってきます。
梅の木以外にも花はたくさんあるのにね。
ちゃんと蜜の味に好みがあるんでしょうか。
面白いな。
そんなメジロと梅の木を見てふと思ったこと。
メジロはこうやって自分があちこちと蜜を吸うことで梅の木の受粉を手伝ってるって知ってるのかしら???
そんなことはつゆ知らず、ただただ自分の好きな味?の蜜をひたすらに吸っているだけなのかしら?
でも、多分『梅の木を受粉させてあげるために頑張らなくちゃ!』なんてことは思って無いですよね?
梅の木は梅の木で、受粉してもらいたいから蜜を作るけど、『メジロさんを育てなきゃ!!!』っては思って無いですよね???
なんかね、自然ってうまくできているなって思いました。
梅の木は自分の子孫を残したい。
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でも自分では受粉できない。
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でも美味しい蜜なら作れる!
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その蜜をメジロが食べにきてくれる。
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そのおかげで受粉ができる。
一方
メジロは動き回ることはできるから自分で交配して子孫を残すことができる。
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動き回って生きていくためには食料が必要。
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でも自分では食料は作れない。
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梅の花の蜜をもらう
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動き回って蜜を吸うことで梅の花の子孫を残す手助けになる
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自分は栄養を摂取できて無事子孫も残せる
面白〜い!!!!
それぞれが自分の得意なことをやることで、結果的に「自分のため」にも、「相手のため」にもなってるんですよね、ちゃんと。
梅の木が『メジロさんみたいに頑張って自分で受粉するぞ!!!』とか
メジロが『梅の木さんみたいに頑張って蜜作るぞ!!!』
とかってやり出したらおかしなことに(笑)
ちゃんとそれぞれが『違う』からこそ成り立ってるんですよね。
梅の木だらけの世の中でも、メジロだらけの世の中でも、それぞれ生きていけないんですね。
なんかね、人間もそうなんだよな、きっと。
人間同士だと種族?が一緒だからわかりにくいけど、ちゃんとそれぞれの人に『得意なこと』と『不得意なこと』がありますよね?
そして、
ちゃんと『自分の得意なことをやる』
ちゃんと『自分の苦手なことは人に頼る』
この両方のバランスがちゃんと取れてこそ、それぞれの違いを本当に生かすことに繋がるんじゃないのかな。
今は世の中が個性を尊重する方向に傾いてきていて、昔に比べると随分『自分の得意なことを伸ばそう!』っていう流れにはなってきているけど『苦手なことは人に頼ろう!』っていう教育ってあんまりされないよね。
でも、そっちもきちんとしないと、本当にそれぞれの個性を生かして活躍&共存していく社会にはならないと思うんだよなぁ〜
だからさ、自分の得意なことを見つけて活かすことはもちろんすごく大事なんだけど、もし、得意なことがなかなか見つからない時でも、そんな時はまずは自分の苦手なことを人に頼りまくることから始めてみるとちゃんと人の力になるんじゃないかな。
そんなことを思いました。
ちゃんとお互いの違いを積極的に活用できる社会にしていけたら素敵だな♪