才能は人類の財産???

以前のブログ『それぞれの才能』とか『それぞれの大好き』にも書いたのだけれども、本当に人によって、「好きなこと」「得意なこと」「才能」って多種多様だよなんだなぁ〜と実感する今日この頃。

 

色々な方とお話しするたびに私が今まで全然知らなかったようなお仕事をされてる方がいらしたり、思ってもみなかったようなことにものすごーく興味を持ってらっしゃる方がいらしたりして、とても驚きます。
そしてその度に、やっぱり、
「お願いだから、その好きなこと、ちゃんと仕事にしてください〜!!!」ってものすごく思うんですよね。
 
だってね。

例えばお野菜とか
「仕方なく農家をやっている人の作った野菜」よりも「野菜づくりが楽しくて楽しくてしょうがない人が作った野菜」の方が食べたくないですか???
例えばお医者さん
「家を継ぐために仕方なく医者になりました」っていう人よりも「もう体のこと、治療のことだったらいくらでも研究してられる!」っていうようなお医者さんにかかりたくないですか???

消費者側に回っちゃうと、その人が「好き」でやっているのか「仕方なく」やっているのかってなかなか知れる機会ってないですよね?

「仕方なく」やっている人よりは「好きで」やっている人に色々お願いしたくないですか???

「家をつくるのが好きな人の作った家」に住んで
「家具を作ることが好きな人の作った家具」を使って
「野菜を作ることが好きな人の作った野菜」を食べて
体調が悪くなったら「体のことを研究することが好きでたまらない」人に治療してもらう
そんな風に暮らせたら最高に幸せですよね???

大袈裟かもしれないけど、最近ホント、その人の得意なことって、その人個人の財産どころか、『人類全体の財産』なんじゃないかなぁ、って思うんですよね。
だってそれぞれの得意なことでお互いの苦手なことをカバーしあえるんだから。

だからね、ちゃんと自分の『大好き』を大事にしてもらいたい。

モノをつくるのが好きな人。
人を束ねて仕切るのが好きな人。
絵を描くのが好きな人。
とにかく体を使った仕事が好きな人。
ひたすら研究して謎を解明することが好きな人。
などなど。

誰かの得意が誰かの苦手をカバーする。
上も下も無いそれこそ本当の「助け合い」の社会。

すごい理想論かもしれないけど、でも、もしそんな風に社会が回ったら無用な争いは無くなるんじゃないのかなぁ〜って思うんですよね。
それこそ一番の平和への近道だと思うんだけどな?
ダメかなぁ???

そんな妄想が止まらない今日この頃。