バスケットボール

中学校の3年間、バスケットボール部に所属していました。

 

小学校の頃からずっと憧れていたバスケ部。

中学入学と同時にすぐさま入部しました。

 

憧れのバスケットボール用シューズも買って、いよいよ念願のバスケ部生活が始まった!!!

 

のですが…

 

バスケットボールって重い…

全然思うように投げれない…

シュートどころかパス練習一つ満足にこなせない…

 

あれれれ???

こんな筈ではなかったのだけど…

 

憧れていた時に想像していた自分の姿とはあまりにもかけ離れています。

 

日に日にコツを掴み、みるみる上達していく同級生たちにどんどん遅れをとり、ついに万年補欠の座を手に入れました!!!(←威張ってどうする)

 

練習試合などではたまーーーーにお情けで試合に出してもらうこともあったのですが、ボールを持っていればあっという間に相手チームに取られる、パスをすればなぜか相手チームに渡る、たまにシュートをしても当然のように外すのでリバウンドのボールはやっぱり相手チームへ…。

もう、それはそれは見事なへなちょこっぷり。

 

それでも憧れて入ったバスケ部でしたから、『何が何でも3年間はやりきる!』と決めて、2年生あたりからは、ほぼ『3年間やりきったという事実を残すためだけ』に部活に出ていたような気がします。

 

そんなこんなですっかり『私は運動は苦手、下手、万年補欠』という自己イメージができあがったまま大人になりました。

 

 

*******

 

 

そして大人になってだいぶ経ってから、ある日ふと思ったんですよね。

 

あれ?私、本当に運動苦手なのかな???って。

 

よくよく考えたら、マット運動や跳び箱は結構得意だったんですよね。

ずば抜けてできるわけではなかったけれど、それなりにはこなせてた記憶が…。

 

あれれれれ???

 

そして、中学の時のスポーツテストのことを思い出しました。

 

私、握力とソフトボール投げの結果がむちゃくちゃ悪かったんですね。

あまりの数字の悪さに『もう一回やってみる?』ってやり直しさせてもらったほど。

(2回目はもっと悪い成績でした^^;)

そう、握力と腕力がめちゃくちゃ弱かったんです!

 

あれ???

 

そんなに握力も腕力も無いのにあの大きくて重いバスケットボールを操れるわけがないじゃない!!!

 

 

そう、当時の私に必要だったのは腕力と握力を鍛えるトレーニングだったんですね。

ボールを持つ力、投げる力が弱すぎて、そもそもみんなと同じように練習をこなして成果を上げるためのスタート地点にすら立ててなかったんです。

 

そんなこととはつゆ知らず、ただただひたすらみんなと同じ練習をこなし、そしてみんなと同じような結果を出せない自分に『運動神経の悪い人』というレッテルを貼って、どこかで諦めていました。

 

あーーー、気づくのが遅すぎる!!!

 

「バスケットボールを扱うには握力と腕力が致命的に弱い」ということがわかっていれば、もっと違う鍛え方ができていた筈!

握力と腕力を鍛えるためのトレーニングなんて、調べればちゃんとあっただろうに。

 

 

あー、あの当時の自分に教えてあげたい!!!

 

って、その二つを鍛えたからといってレギュラーになれたかどうかはわかりません。もちろんそれでも万年補欠だった可能性も^^;

 

 

でもね、このことで気がついたんです。

同じ

『バスケットボールが下手』

という状況があった時に、

 

『腕力や握力がなくてボールを思うように扱えない』

という原因きちんと把握すればそのためのトレーニングを積めるのに、大雑把に

 

『運動神経が悪い』

というレッテルを貼ってしまったらその先の可能性を潰してしまう。

 

 

実はこういうことって世の中にいっぱいあるんじゃないのかしら???

 

本当はちゃんと原因があって、たまたまできないことがあるだけなのに、『能力がないんだ』って大雑把なレッテルを貼ってしまうこと。

 

 

それからは物事の捉え方が、だいぶ変わりました。

 

そしてこの考え方が私の全てのレッスンの基本になっています。

 

『うまくいかないことには必ず原因がある』

 

その原因さえ見つけて向き合えば必ず新しい世界に出会えます。

 

特にボイストレーニングのクラスはまさにその集大成。

 

一緒に新しい世界に出会ってみませんか?

 

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あははは!なんと、最後は宣伝に!!!(笑)

 

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