ちょっと脳の認知のお話を。
私たちの周りの世界はそれぞれの個人の脳内の認識で出来上がっています。
この世に生まれてから家族、学校、社会の中で経験してきたことの一つ一つが私たちの世界観を作り上げています。
子供の頃から経験してきたことが違えば、当然物事に対する認識が違う。
複数の人間が全く同じ現実の出来事に直面したとしても、それまでに蓄積されてきた脳内の認識が違えば、当然、その目の前の現実も人によって全く違う出来事として認識されます。
つまり、私たちは一人一人、それぞれ全く異なった認識のもとに世界を生きているのです。
人の数だけ常識があり、人の数だけ非常識があり、人の数だけ正解があり、人の数だけ間違いがある。
人の数だけ、異なった「世界」があるのです。
【一体自分の脳は何を信じているのか?】
これこそが人生を読み解く大きな鍵になります。
あーよ♪のレッスンがわかりやすい!というお声をいただくのは、この脳の認知に注目してレッスンを展開していくから。
例えば体の仕組みに対して、声の仕組みに対して、そして自分の心に対して、一体どういう認知、認識を持っているのか。
ここがズレたまま練習を重ねてもなかなか結果には繋がらないのです。
自分の意識、認識と向かい合いながらのレッスンだから結果が出るのです。
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【自己認識と母親問題】
ここからはちょっとボイストレーニングから離れて、自己認識・自己評価・社会への信頼感のお話。
この「自己認識や社会への信頼感」に一番最初に大きな影響を与えるのが母親。
生まれたばかりの赤ちゃんは、自己認識(自己評価)や社会への信頼感はまっさら。
その成長の過程の中で、日々の母の姿を見ながらいろんなことを学習していきます。
母親に何を言われて育ったのか。何を叱られ、何を認めてもらったのか。
母親がどんな表情だったのか。楽しそうだったのか、不機嫌だったのか。
母親が何を大切にしているように見えたのか。自分自身のことか、家族のことか、他人のことか、世間体のことか。
母親がどんな信念や思い込みを持っていたのか。お金のこと、仕事のこと、人間関係のこと。
その全てに子供は大きな影響を受けます。
自分自身のことを価値ある存在だと思えるのか
自分自身を信頼できるのか
この世の中は信頼できる場所なのか、それとも警戒しなくてはいけない場所なのか。
初めての社会である幼稚園や保育園、学校に出てからは、もちろんそこでの経験も新たな認識を作っていきます。
お友達や先生、世の中で出会う色々な人たちにもたくさんの影響を受けていきます。
ただ、その体験をする頃には、すでに、ある程度の認識が出来上がっており、また、同時進行で日々母からの影響を受け続けているので、
例えば学校で全く同じ体験をしたとしても、その現実は友人と自分では全く違うものとして捉えられます。
だからこそ、一番大切なことは、まず母親自身が安心してご機嫌に毎日を暮らせることなのです。
そして、社会の大人たちがご機嫌でいることが、自分と、そしてこれからの子供達の明るい未来を作ることになるのです。
今、ご機嫌に毎日を暮らせている人はぜひそのままで♪
だけど、もし、ご機嫌に毎日が暮らせていないとしたら、壁にばかりぶち当たってしまったり、思うような人生が送れていないとしたら、
母親問題と向き合うことが大きな解決の手掛かりになります。
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【あーよ♪の話】
大学生の頃、私は自分のことが大嫌いでした。
何をするにも根性がなくて続かない。
何一つ満足にやり遂げることができない。
根性なしの弱々の私。
当時からバンド活動をしていた私は、本心ではプロになって音楽で仕事をしていきたい、と思っていましたが、
「こんな弱々根性の私にプロのミュージシャンとしての仕事が務まるわけがない」
そう思って、その夢を口にすることすらできませんでした。
そして、当時の私は、「こんな弱々な自分のままではダメだ!一から根性を鍛え直さなくては!」と考え、
うっかりブラック企業に就職(泣)
朝から深夜まで休みなく働いて、友達や彼氏に会う時間もほとんど取れず、次第には体も心も壊す始末。
その後、たまたま運良くボイストレーナーとして仕事を始めることができ、
その数年後、28歳の時に出会ったのが心理学です。
その心理学の中で、初めて
『子供は、その成長過程において起こる様々な出来事によってその後の人格形成に大きく影響を受ける』ということを知りました。
当時一人暮らしをしていた私は「実家に帰りたくない」という思いが強く、
その「実家を避ける」感覚と、自分の中に漠然と漂っている「自己肯定感の低さ」が、母との関係性に起因していると分かったのもこの頃です。
そして私はその頃からたくさんの心理学や脳科学などを学びながら、自身の母親との問題にずっと取り組んできました。
母親と直接対峙したり、自分自身の中の思い込みを見つけたり、様々に母親問題との向き合いを深めるごとに、私の毎日はとても生きやすくなり、自己肯定感もだんだんと上がり、次第に私は
『大好きなことを仕事にして、自分の周りにも大好きな人しかいない』
というとても幸せな状況に恵まれるようになりました。
母との間のやりとりもだいぶスムーズになり、ついこの間まで
「私の母親問題はもうほとんど解決しているな」と思っていました。
しかし、今年5月、
あることをきっかけに、私の母親問題はまだまだ終わりを迎えていなかったことを実感するのです。
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【ナリ心理学、そして母親問題の解決】
タケダカズナリさんという方が書いている『ナリ心理学』というブログがあります。
とてもふざけた口調で書いていますが、とても核心を突いている大好きなブログです。
そのブログの中に「ダイヤ」「非ダイヤ」という概念があり、それを大きく分けるのが母親からの育てられ方である、という記述があります。
(読んだことがない方はぜひ一度こちら↓読んでみてください)
この「ダイヤ」「非ダイヤ」という分類がとてもとてもわかりやすく、その理論が冒頭に書いた「脳の認知」の話とも合致していて、
私はこの「ナリ心理学」がとても好きで、何年も前からよく読んでいました。
ただ、私はどこかで
「もう私の母親問題は終わっているしな」
と思いながら読んでいたので、正直、そこまで本気で自分ごととしては向き合っていなかったのです。
それがこの5月、あることがきっかけで「私の母親問題はまだ終わってなかったのかもしれない」と気づくことがあり、私は改めてもう一度、一から徹底して母親問題と向き合うことを始めました。
いざ向き合ってみると、衝撃的なことがわかりました。
私がずっと目を逸らしていた母親問題の一番根幹の部分に初めて気が付くこととなったのです。
この向き合いはかなり衝撃的でしたし、かなりキツイ向き合いでもありました。
でも、そのおかげで、このナリ心理学でいうところの「ダイヤモンド」という概念が完全に腑に落ちたと同時に、今まで56年間生きてきた自分の人生が180度ひっくり返りました。
自分が今まで問題だと思っていたことのほとんどは全く問題ではなかった。
そして、なぜ、その問題が起きていたかの謎が一つ一つ、次から次へと紐解けていきました。
母に対して抱えていたわだかまりもすっかりなくなり、あんなに帰りたくなかった実家にも、今は普通に顔を出せるようになりましたし、母とも気持ちの良い時間を過ごせるようになりました。
(そんな母との新たなひと時の話はこちらで↓)
そして、この今回の母との向き合いの一部始終を zoom を使って皆さんにシェアしたのがこちら↓
このシェア会、とてもプライベートな話なのと、まぁまぁ衝撃的な内容だったので、当初はアーカイブは残さない予定でした。
ただ、参加していただいた皆さんからとてもご好評をいただいたのと、ぜひアーカイブで見たい!というお声もたくさんいただいたので、アーカイブの動画を作成、そしてその後2回にわたって座談会も開催しました。
座談会も含めたこのアーカイブ動画3部作は本当にたくさんの方にご視聴いただき、累計再生回数は600回を超えました。
ご自身の母親問題と向き合う大きなヒントになった!というお声もたくさんいただき、またたくさんの方が次から次へとお友達にもご紹介くださいました。
当初、期間限定で公開していた動画ですが、「まだまだどなたかの母親問題との向き合いのきっかけになるかもしれない」という思いから、今しばらくの間、必要な方のために公開を継続することとし、この度動画のシェア用に新たに母親問題専用の公式LINEを立ち上げました。
こちらの公式LINEから、動画のご視聴ができます。
また、母親問題相談室も設置しておりますので、相談ご希望の方はこちらの公式LINEよりお申し込みください。
↓↓↓
◎なんとなく生きづらさを感じている方
◎なんかいつも問題が起きちゃうんだよなーという方
◎母親とは向き合っているはずなのに、なかなか人生の課題が解決しない方
◎なんとなく実家に帰りたくない…という方
◎母親が子供に与える影響って???という方
◎自分の子育てに悩みがある方
◎ナリ君のブログを読んで、え?もしかして私も非ダイヤ?と思った方
よかったらぜひ一度見てみてくださいな。
みなさんの毎日がダイヤモンドのように輝く日々でありますように💎✨
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